自然史博物館の目玉展示、宝石
もう何度も訪問しているスミソニアン自然史博物館ですが、宝石の展示についてメモを残そうと思いました。
<目次>
1.ホープダイヤモンド
1958年にハリー・ウィンストンによって寄贈されたホープ・ダイヤモンドは自然史博物館の目玉のひとつです✨
採掘元はインド?ですが、かつて17世紀にルイ14世が買い取った後、フランス革命が起こるまではフランス王室にあったようです。
再び19世紀になり姿を現し、記録によればロンドンの銀行家ヘンリー・フィリップ・ホープが購入し、このため「ホープ・ダイヤモンド」の名がついています。
20世紀にアメリカの名士、マクリーン夫人が買収してからはアメリカにあり、最後はNYの宝石商ハリー・ウィンストンが保有し、スミソニアンに寄贈しています。だからアメリカにあるんですね。
2.歴史上の宝石
(1)ナポレオンが妻に送ったネックレス・王冠
1811年、ナポレオン1世が第二夫人のマリー・ルイーズに息子の誕生を祝ってプレゼントしたネックレス。
王冠は1810年の結婚式で贈られたもの。オリジナルはエメラルドだったが、1950年代に、当時所有していたヴァンクリーフ・アーペルがターコイズに交換してしまったのこと。取り外したエメラルドは「歴史的なナポレオンのティアラからエメラルドをあなたに」と銘打って販売😂ええー!!!!?!?
(2)マリー・アントワネットのイヤリング
フランス国王ルイ16世が王妃マリー・アントワネットに送ったダイヤです💎
3.その他いろいろな宝石
(1)ルビー
(2)サファイア
(3)ガーネット
(4)イエローダイヤモンド
(5)エメラルド
(6)ダイヤモンド
(7)ピンクダイヤモンド・レッドダイヤモンド
(8)ブルーダイヤモンド
(9)コニャック・ダイヤモンド
(10)オッペンハイマー・ダイヤモンド
左の黄色がかったダイヤモンドは、アフリカで採掘されたダイヤの原石。宝石商ハリー・ウィンストンが、ダイヤモンド鉱業社であったアーネスト・オッペンハイマー氏の死を悼んでスミソニアン博物館に寄贈したもの。
(11)トパーズ