アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

第二子が4歳。やっと再び、私自身の目標を持つことができるようになりました

第1子があと数か月で6歳(アメリカ現地校キンダー、日本人幼稚園年長)。第二子が4歳(アメリカ現地校プリスクール、日本人幼稚園年中。)になりました。
本当はこの時期に思いっきり働きたかったのですが、なぜかアメリカで専業主婦をしています。

<目次>

1.年長ボーナス、確かにゆったり

日本ではいわゆる「年長ボーナス」という言葉があり、もともとはこの時間を自分の仕事に充てるイメージでおりましたが、晴天の霹靂の海外引っ越しにより、私の仕事は休業になってしまいました。思いっきり仕事をしようと思っていたゴールデンタイムは、また育児に充てられることになりました。

しかし最近は子供も現地校に慣れ、確かに、なるほど暇だなぁという感じです。
子供が小学生になると、また学校のフォローがアレコレ発生してくるようですが、おそらくこの1年は本当に楽な年になる気がしています。

 

2.日本の資格試験を受けることにしました

毎日、子供が学校に行っている時間は、まとまった自分時間になりました。本当は、この時間を仕事に充てたかった。でもアメリカに帯同してきてしまったので、それは叶わない

履歴書に書けば少しはプラス材料になりそうな、日本の資格試験の勉強をすることにしました。でも消去法で決めました。何もしないよりはマシだと思ったからです

ベストな選択ではありませんが、家族の諸々を優先した結果、私のベストな環境は整いませんでした。自分なりにできるセカンドベストを真面目に積みあげていって、それがいつか役に立つことを願います

家族を持つ以上、ベストな環境は永遠にこなくて、「子育ての空いた時間」を活かしていかないと、本当に自分がこのまま衰えていってしまうような気持になりました。

 

3.思えば、ここ5年ほど、地獄のようなこともあった

子供たちが年子であることや、子供が繊細で自己主張が強いタイプであることが諸々関連し、決して楽な5年ではなかったように思います。

  • なぜか泣き続けて止まらなかった第一子の新生児期:1日中、乳を丸出しにして授乳に試行錯誤している自分が、人間ではなく牛かサルになったような気持になった。
  • コロナで保育園が登園自粛を求めてきた、第二子の新生児期:1歳+0歳の自宅保育。朝5時に起き、やることが山積みで、授乳以外で椅子に座れる時間は13時ころ。
  • 渡米初期、知り合いも地域情報もゼロ、ワンオペ、現地校が夏休み:知り合いのいない地で、40℃近い炎天下の中、二人乗りベビーカーに子2人を乗せて(40㎏程度)毎日公園通いの自宅保育2か月間

などなど、思い出せば枚挙に暇がありません。
しかしついに、子が両方プリスクールに通うようになりました。奴隷から人間に戻り、再び私個人の目標をもつことが許されました。最高です。

 

4.後ろを向くのはやめよう

資格試験の勉強を始めて2か月ほどになりますが、もともと消去法で選んだ選択肢ということもあり、全く面白くありません。普通に辛いです。

アメリカに来ないで、日本で自分のキャリアを積み上げたかった」と思ってかれこれ2年ほど経ちました。

でも、目標を持つことすら許されなかった、子供オンリーの日々から脱出したと思えば、それだけで尊い。資格試験も、社会的に復活する大事なチャンスです。

 

5.駐在妻は、できることが本当に少ない

資格試験は消去法というのは・・・、実は、他にも何かできることがないか、割と長い間試行錯誤していました。

働きたいと思ったこともありましたが、駐在員である夫の任期が不安定で、何年アメリカに居られるか都度更新なところがあったため、働くことは難しかったです。

大学院に通いたいと思ったこともありましたが、学費の調達が難しく、学位の取れない講座を単科で聴講するくらいしかできませんでした。

ではせめてアメリカ生活を楽しもうと、アレコレ手を出しましたが、、、趣味が増えたのは良かったですが、趣味だけで生きるのは、私にはやっぱり難しい。たまに自分の将来が不安になり、気持ちがとても不安定になります。
やはり何かしら自己成長につながることをやっていたい気持ちが募り、新しいことを勉強することにしました。

nazekadcniimasu.hatenablog.com

 

限定された環境下で、めげずに前を向き続けているわけですが、検討するあらゆる選択肢がことごとくダメで、、、心が折れそうになります。というか、実際既に折れています。

でも、そういえば、私は年子育児という地獄から這い上がってきたんだった。と考えると、、、、

「今の環境は、新生児育児で多忙だった5年前の私が、死ぬほど羨む環境なのでは?」

「仕事がなくても学費がなくても、ありあまる時間をチャンスにして、とにかくできることをやろう!」

と考えた方がよさそうです。

 

与えられた環境でできることをするしかないし、難しく考えることはやめて、勉強に戻ることにします。