アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

2 Preschoolers Development (幼稚園児の発達)

子に「適切な期待」をするために

前回の講義で、子育てに必要となるスキルのうち、「適切な期待をする」という項目がありました。本来比べるべきでない他人(年齢の違う子どもや、きょうだい児など)と比較しないため、各年齢ごとの発達段階の目安について説明がありました。

(乳幼児についても説明を受けましたが、記載は割愛しています。)

📝以下、講義内容のメモ📝

1.身体的発達

  • 粗大運動技術(Gross Motor Skills)
    • より長く歩き、走る(5歳)
    • 大きなボールをキャッチ(4-5歳)
    • スキップ、片足飛び(4-5歳)
    • 70-90cmほど幅跳びできる子が多い(5-6歳)
  • 微細運動機能(Fine Motor Skills)
    • 絵を描く、はさみ、色塗り(4-6歳)
    • 人間の絵を上手に描く(5歳)
    • 文字の読み書き(5-6歳)
    • 形を写し書きする。三角や四角はできるが、菱形は書けない(5-6歳)
    • 大きなストロークで色塗りする(5-6歳」

2.言語の発達

  • 3歳で900語、5-6歳で2000の語彙
  • 接続詞を使い文章を組み立てる(5-6歳)
  • 発音やどもりがあることはおかしくない。
  • rhymeを作ったりして、音遊びする(3-6歳)
  • Becuse,How,Whyを使い、原因と結果を説明する(4-6歳)
  • P words(うんち・おしっこなど)を好む。TPOをわきまえた行動ができるのは、もう少し先のこと。

3.感情、社会性

  • 主体性と罪悪感
    • 親のスタンスが大きく影響
    • 自分の能力を使いこなすため、子はより主体的に行動したがる
    • このとき、運動・言語・遊び等の自由を与えられた子は自発性が強化される。逆に運動は悪いこと、質問は迷惑、遊びはくだらないという扱いを受けると、自発的活動への罪悪感が生まれる。これは人生のその後のステージに影響する
  • 遊び(ごっこ遊び)
    • 5歳までに、子は小さなグループで仲良く遊べるようになる。
    • 3歳を過ぎた頃から、空想上のお友達と遊ぶようになる。空想のお友達がいる子は、より明るくクリエイティブで、お話上手で、協調性があり、積極的である。子は、自らの置かれた環境で欠ける経験を空想で補っている。

★感想

  • 感情、社会性の項目にて「自発性を否定されると、自発的活動の罪悪感が生じる」という部分が、心にグサッときた。我が家では、急いでいるときや公共の場にいるとき、大人の都合で、子供の動きを制止する場面が多々ある。子供の自発性を受け止めるには、ある程度の時間的余裕(と、TPOを子供に合わせた無理のない行動プラン)が必要なのかもしれない・・・。