アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

1 Nurtring as a Lifestyle(ライフスタイルの中の子育て)

全10回の連続講義がスタート!

英語で「何かを学ぶ」にチャレンジしてみたかった私、まずは身近な関心ごととして育児について学ぶことにしました。

初回の授業はイントロダクション的な位置づけで、母自身の人格や文化的背景など、自省的な内容が多く含まれました。

📝以下、講義内容のメモ📝

1.誰もが持つ4つの顔

子育てが得意な人、苦手な人がいるわけではなく・・・どのような人でも、潜在的に下記の4つの特性を有しており、状況に応じそれぞれの特性を発現させて行動している、という考え方の説明がありました。これを踏まえて自分の行動を振り返り、4つに分類するワークがありました。

  1. 養育者 - 養育スキルがあり、面倒見がよく情熱がある。
  2. 養育される者 - ケアを受けることを求めており、親しみや愛情を求めている。
  3. 加害者 - 攻撃的で、他者を傷つける。敬意をもって接することができない。
  4. 犠牲者 - 他人から傷つけられることに慣れ、正当化している。

特に「3.加害者」については注意深い自省が必要とのことです。

2.子育て(Nurtring)の主なスキル

自分の子育てについて、下記の項目について点数をつけて振り返るワークがありました。

  1. Attachment(愛着)
  2. Empathy(共感)
  3. Nurtring yourself(自分をいたわる)
  4. Gentle touch(穏やかなふれあい)
  5. Discipline(しつけ)
  6. Expressing Feelings(感情表現)
  7. Expectation(期待)
    自分と我が子に対し、適切に期待する(過剰な期待を抱かない)

3.子供が必要としていること

  1. 対話
    養育者から、一貫した長期的な関心を受けること
  2. 穏やかなふれあい
    脳は触れあいにより刺激を受け成長する
  3. 安定した関係性
  4. 安全で健康的な環境
  5. 自尊心、自己肯定感
    敬意、はげまし、ポジティブなロールモデルが存在することにより育まれる
  6. 上質なケア
    自分がお世話できない時は、資格をもったプロに預ける
  7. 遊び・会話・音楽・読書

★感想

  • 育児のスキルに「自分をいたわること」が出てくることに、日本の育児本との違いを感じた。全授業を通して「母親自身が満たされていなければ、子供を満たすことはできない」という前提で書かれている。母自身が意識的に自分を満たすことが、優れた育児テクニックのひとつであるようだ
  • 子供に「適切に期待すること」は、実はなかなか難しい気がする。これはつまり、「我が子を他人と比べない」ことが大事なんだと思うけど、私にとってはなかなか難しい。