他の子どもと比べない
前回、前々回に引き続き「子供に適切な期待を抱く」ことについて、説明がありました。シンプルながら(私にとって)実行が難しいことなので、心に残ったテーマのうちのひとつです。
📝以下、講義内容のメモ📝
1.子どもの発達についてわかっている4つのこと
- 全ての子どもには遺伝よる特徴を持ってはいるが、それでも、幼い子の脳は成長の余地が十分ある。
- 全ての子供は、できる事が段階的に増えていく(ある発達段階を飛ばしたまま、突然次の段階に行くことはできない)。
- 大人からの「期待」は、子供時代が養育的かどうかに大きく影響する。
- どの成長分野においても「平均」の子はいない。子はそれぞれユニークであり、それぞれの得意なことは異なる。同じ家庭内で、すべての子どもが同年齢で同タスクを達成することを期待するのは不適切である。
2.親の期待と子どもの自信
- 親が子に対し、年齢に適した期待を持っていない場合、子は達成感を得られにくく、自信を失う。
- かなり低年齢の段階から、親を喜ばせることは子供にとって報酬である。子は「自分は親を喜ばせることができる」という点で、自分の価値を認識することができる(自己肯定感が育まれる)。逆も然り。
★感想
- 我が子を他人と比較することは、百害あって一理なしとわかっていながらも、なかなか実践できません。先取り教育ですごく難しいことができる同年齢児を見た時はなぜか心がざわつくし、きょうだいや親戚間でどうしても子を比較してしまう。やっぱりやめないと!と強く思いました。
- 「褒めること」の効用については、この後も繰り返し出てきます。