アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

5 Getting My Needs Met(自分の欲求を満たす)

最悪な選択を避けるために

自分自身の欲求が満たされていないと「最悪な選択」をしがち。これを避ける方法が、計画的に自分の欲求を満たしていくことである、という説明がありました。

母自身がセルフマネジメントをして、いわゆる「不機嫌ハラスメント」を予防するということと理解しています。

📝以下、講義内容のメモ📝

欲求の種類 "SPICES"

欲求の種類について説明がありました。有名なマズローの欲求五段階説ではない独自の項目でしたが、頭文字をとってSPICESと言われていました。

  • Social 社会的欲求
    • 仲間や友人を求める
  • Phisical 身体的欲求
    • 食事、睡眠、運動、性、酸素、水
  • Intellectual 知的欲求
    • 新しい知識やアイディアを得て刺激を受けること
  • Creative 創造的欲求
    • 内的自分を表現すること。外見、服、ダンス、詩、料理など
  • Emotional 感情的欲求
    • 愛、褒められること、安全、信頼など
  • Spiritual 精神的欲求
    • 所属欲求や、善を信じること。家族を持つことは所属欲求を満たすことに繋がるので、精神的欲求にカテゴライズされる。

★感想

  • 講義全体を通して「母自身が満たされない限り、子を満たすことなどできない」とした上で、母自身が自分の欲求やストレスに対して自覚的になり、計画的に対処することにより、安定した精神にて子育てに向き合うことを推奨しています
  • この点、日本と価値観の違いを感じます。
  • 日本では、子育ては「誰でもできる当たり前のこと」であり、子育てに対するストレスは「我慢不足」という感覚があり、母はランチ会をしているだけで「遊んでいる」という感覚を持たれるような気がしますが…(そう思うのは私だけかもしれませんが)🇯🇵
  • 今回の講義では「そもそも子育ては忍耐が必要な仕事」とした上で、ストレス処理も必要なセルフマネジメントの一環として位置付けられていました。それは母の権利を保障するという意味合いではなく… ストレスの皺寄せが子供に行くと考えられているからです。この考えが、日本でももっと普及すれば良いと感じました。
  • 同時に、自分のストレスを自分で処理できるよう、自分の欲求に対し自己分析を行い、健やかにいられるためのルーティーンを確立しなければならないと感じます。