アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

9 Criticism and Confrontation(批判と対立)

子供の行動を改善したいときの注意

子供の行動を改善したい時の「伝え方」についても講義がありました。

1.批判と対立の違い

相手の行動に改善を求めたいときに取る行動には、以下の2つに区別できる。

  • 批判(Criticism)- 言われた相手の気持ちを考えずに改善を求めること
  • 対立(Confrontation) - 言われた相手の気持ちを考えて改善を求めること

 

批判(Criticism)
  • 言葉の暴力であり、言われた相手を傷つける。
  • ダメだったということは伝わるが、どう改善してよいのか伝わらない
  • 言われた側は保守的になり、何もしなくなり、何も話を聞かなくなる。やがて言われた側も起こり始め、喧嘩になる。

(例)

  • おまえはだらしない。この汚い部屋を見て?あなたは豚か何かですか?
  • 今何やった?こんなことをするなんて、産まれてこない方がよかったね。
  • おまえの口は、動物の死骸の臭いがする!スカンクでも食べた?

 

対立(Confrontation)
  • 相手の気持ちを考えながら発言する必要があるが、これがそう簡単ではない。自分の感情と言葉をよくコントロールする必要がある。
  • 相手を言い負かすのではなく、相手を人間として尊重する。

(例)

  • この部屋を片付けるべきだし、あなたが家族のルールを守らないことが残念だ。
  • あなたは間違った選択をしたようだ。弟を叩くことは許されない。10分間のタイムアウトが必要だ。
  • あなたは歯を磨いたほうが良い。

2.批判よりも対立のほうが優れている理由

  • 他者を尊重することを学べる
  • 傾聴の姿勢を学べる(批判は相手の言い分を聞いていないが、対立は相手の言い分を聞かないと成立しない)
  • 改善策が相手に伝わる(批判では、どう改善すべきなのか伝わらない)

★感想

  • こうして講義で言われると素直に納得できるが、毎日子供と接していて疲れていると、適切な注意の仕方を実践できないことがある。
  • 私も「批判」しちゃってるかも!?と思ったが、テキストの批判の例示をみたら、言葉が辛辣すぎて爆笑してしまった。流石にそんな酷いことは言わない😂