アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

超心配性の私が、アメリカ式バースデーパーティをしました

娘の学校のお友達を呼んで、アメリカ式の誕生会を開催しました。私の性格が心配性&慎重すぎて、「楽しんで準備しました!」とは言えず、「苦しみながら準備しました」という感じでしたが、準備模様(根回しとその結果、新たな発見など)を振り返ります。

<目次>

1.心配その① ゲストが集まらなかったらどうしよう【開催2か月前~1か月前】

(1)アメリカ人、パーティめっちゃ断る

これが最大の不安でした。

eviteというネット招待状サービスを使ったパーティーだと、不参加のゲストの回答も、みんなが見ることができます。
他のお友達の誕生会でも、特に理由を示さずに「呼んでくれてありがとう!でもパーティには行けないんだ。ハッピーバースデー!」みたいな爽やかあっさり不参加が多いのです。パーティーが多すぎるので、取捨選択がシビアですね。

これがアメリカの文化と思いましたが、繊細な私は心がざわついていました。理由もなく断られたら傷つきます。

私の子供は、無邪気に「お友達みーんなよんで、楽しいパーティーをしたい★」というノリで、誘えばみんな来てくれると思っているのです・・・。

 

(2)対策:人と違う企画を立てる、多めにお友達を呼ぶ、固定客を固める

私が性格的にかなり根回しオバケなので、これに対しては様々な対策をしました。

  • 特に仲良しのお友達の日程を先に確保
    • まず開催前に、特に仲良しのお友達4人に日程の裏取りをして、必ず4家庭は集まる日取りであることを確認してから、ほか多数のお友達に招待状を出しました。最低4家庭来ていただければ、パーティとして体を為すと思ったので。
    • 子供に「みんな用事があるから、誘っても半分くらいしか来れる子はいないと思うけど、気にしないでね」と伝えて、予防線を張りました。
  • 多めにお友達を呼ぶ
    • 個別に日程確保した4家庭を除き、残りは半分くらい参加してくれるだろう、という見込みで、椅子の数ギリギリ最大限の数のお友達を招待しました。
    • 招待数がそもそも定員上限ギリ、ということで、兄弟同伴はNGにしました。
    • うちの娘と特段仲が良くなくても、「○○ちゃんが来るなら、私も行く!」という、子供同士の連鎖反応を期待しました。
  • 人と違う企画を立てる
    • 一般的には室内プレイグラウンドの誕生会パックを使用することが多いですが、近所の会場は他のお友達のパーティで使い尽くされていて、興味を持ってもらえない可能性があると感じました。
    • 今年のクラスでまだあまりやっていない(だろう)、ディズニープリンセスを自宅に呼ぶ形式の誕生会を選びました。(この企画のため、男の子の友人を呼ぶことを諦めました)

(3)結果:思ったより参加率が高かった(嬉しい・・・!)

  • 椅子の数の上限である12人を招待して、10人来てくれました。
  • 1名は、やっぱりアメリカあるある「招待ありがとう!でも行けないよ♪」という謎理由の爽やか欠席、もう1名は当日の体調不良でした。

2.心配その② 大事な予約が取れていなかったらどうしよう【開催2週間前】

アメリカは様々な手続きが本当に信用できなくて、こちらがしっかり手続きしても、謎のミスが発生します。特に重要な下記の項目については、入念に確認しました。

  • 会場の予約(自宅マンションの共有スペース)
    • 3回くらい事前確認して、うち2回は忘れられていました。
    • 基本的に、担当者間で業務を引き継ぐ習慣がないので、話していて感覚的に「あ、これ2人以上関わってる」と感じたら、新しい担当者にも確認に行く必要がありました。
    • 数週間先のtodoについて「メモを残す」ということも難しいようなので、メモを取っている様子があったら「あ、ダメだな」と思い、同じメモを自分で作り、数週間後に自分で確認に行きました。(やっぱり忘れられていました)
  • ディズニープリンセス
    • うちのマンションにはゲストパーキングがなく、徒歩2分の公営駐車場を使用する必要がありましたが、プリンセス役の女優さんがこのミッションをこなせるか不安で、パーキングのURLを事前に送りました。
    • 実際「駐車場が見つからない」という理由で、90分契約のうち15分遅刻でした。
    • こんな感じで、少しでも工程が複雑になると、こなせなくなる人が続出するアメリカ。(ゲストの方は、駐車場問題もさらりとこなしておられました。できる人はできるんですが、細かい作業ができるかどうかについては、本当に格差が大きい。。。)
  • 誕生日カップケーキ
    • ウェブサイトのポンコツが多いアメリカップケーキ屋のオンライン注文も、エラーが発生して、注文できているのか、いないのかわからない状態になりました。
    • 結局、お店に出向いて、注文状況を確認してもらいました。ちなみにピザ屋のウェブサイトでも同じことが起こりました(こちらは電話で解決)。

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不安神経症の私には、アメリカでイベントの準備をすることがストレスすぎましたアメリカにて、仕事で大きなイベントなど準備をされている方を心から尊敬します。

 

3.悩み:パーティ中、上の子をどうするか

今回はイベントの方向性を女子に振り切ったので、上の子(男の子)をどうするか悩みました。結果的に、ゲストのうち2人だけ男の子(とても仲良しの日本人のファミリー)を招待して、男の子はプリンセスイベントに参加せずに、おもちゃエリアでプレイデートをしてもらいました。

男の子たちには、恐竜の卵を砕くおもちゃを用意しましたが、案外これが女子にも人気で、みんな必死で卵を掘っていました。

 

4.発見① 誕生会には、仲良しの友人を全員呼べるわけではない

自宅開催の誕生会は、人数にフレキシブルな印象がありましたが、実際は椅子の数が少なく、定員はシビアでした。大きめのパーティなら、室内プレイグラウンドの方が人を呼びやすいと思いました。

娘に「誰を呼びたい?」と聞いても、「みーんな呼びたい!」「○○と、△△と・・・(結局ほとんど女子全員の名前)」という感じで、あまり頼りにならない回答。

結局、日常会話や他のバースデー会での遭遇状況から子供たちのグループ関係を推理して、親がかなりアシストを入れて招待状を作りました。

また今回は、企画を女子向けに尖らせるために男子の招待を諦めました

それと、招待状発送から当日までの間に1か月くらいあるので、その間に、娘には何人か新しい友達ができたようです。しかしその時には部屋が満席だったので、新しいお友達は招待できませんでした。

 

5.発見② アメリカ人は、実はメールチェックがマメ

主語が大きいかもしれませんが、アメリカでは本当にメールが返ってこない・・・ので、自分の中では「アメリカ人はメールを読まない」という仮説がありました。

しかし今回、招待状アプリには開封確認機能がついていたわけですが、みなさん開封の早いこと。そして興味があれば、返信も早い!

アメリカの方は「興味のないメールには返信しない」という方が正しいのかもしれません。

 

6.発見③ 5歳だと、既にドロップオフできる子供もいる

当日いきなり「ドロップオフしていい~?」という質問があり、結局ドロップオフの子が2名いました。ホスト業務的には、ドロップオフが圧倒的に楽なので、ありがたかったです。

そういえば、これまで招待された他のパーティでは「親も同伴してください」「私たちは、保護者同士の会話も楽しみにしています」という指定のあるものもありました。

 

7.発見④ プレゼントには、案外ギフトレシートが入っていない

今回のゲストはほとんどがアメリカ育ちのネイティブ家庭でしたが、ほとんどギフトレシートが入っていなくて驚きました

元々返品する気がなかったので問題ないのですが、海外在住者のインスタやブログで勉強して、毎回ギフトレシートを入れていた自分が、実は少数派だったことに驚きました。今回もギフトレシートを入れてくれていたのは、他国からの移住組のお友達でした。
今回たまたまでしょうか??この謎は、息子の誕生会まで持ち越しです。

 

8.反省:写真がほとんど撮れなかった

会場設営も本当にかわいくできたと思うし、とっても気に入っていた、娘のバースデー会。しかしバタバタしすぎて、気づけば写真がほとんど残っていません。

開始1時間前に会場入りしましたが、設営時間が足りず、装飾完成した瞬間に最初のゲストが来てしまいました。以降、ずっと誰かの準備をしていたり、人と話していたりで、写真には集中できませんでした。

夫か友人に写真係をお願いすればよかった・・・・

特に、バーデ―ソングの動画を誰も撮っていなかったことと、きれいにセットした直後の会場の写真がないこと、最後の集合写真がみんなプリンセスの周りにダンゴになって集まっていてあまりきれいでないことが心残りです。

結局:開催できてよかった。ゲストに感謝

英語が苦手なので、本当は日本人のお友達で開催したかったバースデーパーティ。しかし、よく考えたら娘のお友達はほとんどがアメリカ人だったので、日本人の子供でパーティを構成することが困難でした。

本当にプレッシャーで、英語の先生からも「あなたみたいな心配性の人は、無理してパーティしなくても大丈夫なんだよ、アメリカ人でもパーティしない人もいるんだよ」と逆に心配されるぐらいでしたが、、、

 

パーティ前日、娘がベッドの中で「フフッ!明日が楽しみだな~」と、こらえきれずニコニコしながら眠るのを見て、企画してよかったな~と思いました。

また、英語ゼロで渡米した娘にとっては、異国の地でたくさんお友達ができたことを感じることができる機会でもあったので、大変だったけど、準備してよかったと思いました。

 

さぁ次は、息子のパーティの準備です・・・・