<目次>
1.英語が下手なまま、アメリカ生活に慣れました
在米生活も1年半ほど経ち、ほとんどの事がストレスなくこなせるようになってきました。
英語力は相変わらずイマイチですが、日常の基本ルーティン(子の学校、買い物、病院など)に慣れてきたので、相手の言うことがほとんど予想できるのです。
友人や子の学校の先生とのトークも慣れてきましたが、これは相手が私向けにゆっくり話してくれていることが大きいです。
ネイティブ同士の複数人トークになると、速すぎて発言する隙がありません。
2.投資銀行勤務のアメリカ人の友人に、日本経済について聞いてみた
前々から「もう少し、複雑な内容を話せるようになりたい」という思いがあったのですが、英語の授業を受けたり、博物館の無料ツアーに参加したりしているだけでした。
今回少し勇気を出して、投資銀行にて働くアメリカ人の友人に「最近日本経済の調子が良くないけれど、そのことについてどう思う?」と聞いてみました。
回答はこんな感じでした。
- 日本企業はビジネス的に魅力があり、海外も日本企業に関心を持っている。
- ただ、日本企業は世界に対してオープンでないように思う。そもそも興味を持っても英語資料がなくて、踏み込んだ調査ができないこともある。
- 商慣習も独自で「オールドボーイズネットワーク」だと感じる。
- 特に言葉の壁が高い。中国やインドは英語が得意だから仕事が進めやすいのだが、日本が相手だとそうはいかない。
- そもそも観光なども、結構英語が通じなくて大変。隠れ家レストランが、隠れすぎていて見つからなかったことがある。道端の日本人に道を聞きまくったが、道案内のできる人になかなか出会えなかった。
3.半分くらいしか聞き取れなかった
議論好きの方で、たくさん話してくださったのですが、あんまり聞き取れませんでした・・・。アメリカのビジネスマンと議論できる機会なんて私にはなくて、本当に貴重な機会だったのに、悔しくて仕方がありません。
日頃のトピックと違って複雑な単語があるのと、盛り上がると話のスピードが速くなるので、リスニングも大変になりました。
自分の英語力では、本当に興味のあることを自由に話せないのだと、力不足を痛感しました。
日本人の英語力不足について、生の声を聞くと、ガツンときます。
でも価値観の異なる方とのディスカッションは刺激的で楽しく、悔しい思いをしつつも、いい経験になりました。
4.興味のあることを、自由に英語で話せるようになりたい
日常生活をこなせるようになり、英語学習に目標を失ってモチベーションが下がっていましたが、この経験で再びやる気に火がついています。
子を育てる中で、「日本が、そして世界がこれからどうなっていくのか」ということについて関心があります。
また人口減少下の日本では、インバウンド需要で稼いでいくことが重要だと感じており「日本は世界からどう見えているのか」ということに興味があるのです。
できたら自分のキャリアも、少しずつインバウンド向けに寄せていきたい・・・(現在は、かなり国内完結な仕事を休業中の身)
そして必要に応じて、海外の方から生の意見を聞ける英語力や、海外サイトをささっとリサーチできる力を身に着けたいと思いました。
5.やろうと決めたこと
- インプット
- 英語のニュースを見る習慣を作る
- 日本経済について、英語で調べる
- アウトプット
- 英語のディスカッションの場に身を置く
- できたら今日のように、日頃と違うトピックについても、身近な方に積極的に話しかけてみたい。
- ディスカッションの場が身近になければ、Cambly英会話の先生にお付き合いしてもらう。
- 本当は、論文を書きたいんじゃないかという気がしている。誰かしら、見てくれる方がいるといいんだけど・・。
- 英語のディスカッションの場に身を置く