アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

Sushi Nakazawa DCに行ってきました

アメリカの素敵なお寿司屋さんに行ってきました

ワシントンDCには美味しくて評判のよいお寿司屋さんがいくつかあります。
アメリカのお友達に「一緒にお寿司を食べに行こう!」と誘っていただき、彼女の行きたいお店リストの中にこちらがあったので、行ってみることになりました。

DCには回転寿司もありますが、今回は回転しないお寿司屋さんで、高級店の部類にあたるお店と思います。

<目次>

1.Sushi Nakazawaとは?

すきやばし次郎さんで修業をした中沢大祐さんが、NYを拠点に経営されているお店。
今回は、その2号店のDC支店に行ってきました。
場所はトランプホテル内。DCのミシュランにも入っていて、DCの日本人内でも素晴らしい店という評判を聞いていたので、いつか行ってみたいと思っていました。

予約は2週間前に解禁になります。友人が、解禁時間ぴったりに予約サイトに張り込んで取ってくれました。

www.sushinakazawa.com

guide.michelin.com

 

2.おまかせコース

メニューは$150のおまかせコースのみ(20貫)と聞いていました。
(同じメニューで、カウンターに座ると$180になります)
実際に店内では、アカムツ(ノドグロ)や和牛などの追加メニューもありました。
友人たちはトッピングでトリュフを追加していました。

日本人のくせにワサビ抜きをお願いしました。
最初は「20貫も食べられるかしら」と思いましたが、握りが小さめなので、ちょうどよい満腹感で食事を終えることができました。

 

まずサーモン系が3つ。「キングサーモン」だけ聞き取れましたが、英語が早すぎて聞き取れず(涙)アメリカ人の友人も聞き取れなかったって言ってました。

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ウェイターさんが代わり、ゆっくり説明してくれる人になりました。

左からブルークラブの押し鮨、甘えび、いか(梅ソース&しそ)、ホタテ(柚子胡椒)f:id:nazekadcniimasu:20240121194723j:image

左からキンメダイ、ひらめ
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炙りかつお、忘れた、カンパチ
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炙りトロ、トロ、漬けマグロ、本マグロ。
炙りトロに乗っているのは追加トッピングのトリュフ。本当は炙りトロがおおわれるぐらいの量で出されます。あまりにも多いので、皿にも乗っており「ちょっと味見しない?」と友人に言われ、少しおこぼれをいただきました。
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いくら、うに。
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たまご、アナゴ。

このたまごが、甘くてカステラのような味なのですが、こちらがNakazawaさんの特徴メニューなのだそうです。
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デザート。牛乳(もしかしたら豆乳?)プリンときなこ、黒蜜。f:id:nazekadcniimasu:20240121194740j:image

お酒はウイスキーを頼みました。日本酒の方がマッチするのですが、自分の思い出のあるウイスキーイチローモルトがあったのでこちらを選択!
ウエイターさんも「This is my best whiskey! Good choice!」と言ってくれました。
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3.寿司イングリッシュ

今回私は、初めて外国の方と一緒に飲み会に行きました。
そこで予習した・出会った英語たちです。

(1)寿司ネタ

Chinook:サーモン

Scallop:ほたて

Clam:はまぐり

Sea Bream:真鯛

Golden Eye Snapper:キンメダイ

Mackerel:アジ

Tiger Prawn:車海老

Yellowtail:ぶり

Bonito:かつおアメリカではあまり食べない魚らしく、友人は知らなかった)

Lean Tuna:まぐろ

Fatty Tuna:トロ

Soy Marinated Tuna:漬けマグロ

Sea Urchin:うに

Eel:うなぎ

perilla:しそ

 

(2)日本酒

辛口:Crisp(お店のメニューで使われていました)、Sharp

すっきり:clear(軽快な)、clean(雑味のない)、refleshing(口がさっぱりする)

コクのある:Full bodied、rich

香り高い:mellow

香ばしい:savory

甘口:sweet、Fruity(お店のメニューで使われていました)

後味:aftertaste

 

(3)そのほか会計などの段取り
  • ウイスキーの飲み方
    • ストレート neat
    • ロック   on the rocks
    • ハイボール (whisky) and soda
    • 水割り   (whisky) and water
    • チェイサー a water back
  • お金の払い方
    • 割り勘:Split the bill/check
    • 別々でよいですか?:separate checks
      •  Can we get separate checks, please?
  • 二日酔い:hangover

 

4.外国人の友人たちから聞かれたこと

  • ガリを見て)「これはなに?いつ食べるの?」
    • It's pickled ginger. It’s something to eat in the middle of dinner when you want to refresh your mouth.
  • 日本酒リストを見て「知っているブランドはある?」
    • Nakazawaでは有名酒というより、高級地酒を集めているようでした。
    • There are some famous brands in Japan, but on the other hand, small and local breweries are great and interesting. These local breweries don't try to increase their amount of bottles, but they try to make them luxury. Some luxury Sake gets expensive, and this restaurant looks to collect such a type of Sake.
  • 日本酒リストを見て「初めてsakeを飲むんだけど、どれを頼んだらいいの?日本酒ってワインみたいな感じ?それともウォッカみたいなほかのお酒に近い?」
    • Like wines, You can choose the taste of Sake. If you like crisp wine, there is crisp sake that fits you. And also, there is sweet sake as well.
      But these dessert wines are not traditional Sake, it's like fruit wine and this restaurant has prum and yuzu. If we say "traditional sake" in Japan, usually this dessert sake is not included.
    • NakazawaのSakeのグラスメニューはCrisp,Savory,Fruity,Dessertに分類されていて、Dessertだけ果実酒のようだったので。
    • しかしこれは半分成功で半分失敗の説明でした。その理由は以下に続く・・・

5.初めての日本酒に挑戦した友人たちの反応

「ワインは辛口が好きだから」と日本酒も辛口に挑戦した友人たち。

「辛口すぎてしんどかった」ようでした。

友人が「ワインはブドウからできていて、日本酒はコメからできている。そもそもブドウがとても甘いので、ワインは辛口といってもたかが知れており、同じ辛口でも日本酒の辛口は、よりキレがあるのではないか?」と考察しており、なるほど!と思いました。

「ワインが辛口好きだったら、日本酒も辛口でいいよ」は、店員さんもそういっておすすめしていたので、正解といえば正解なのですが、ワインと日本酒にも違いがあることを学びました。

たまに、メキシカンレストランで、メキシコ人(であろう店員さん)に「全然辛くないよ!」とおすすめされたメニューが普通に辛くて「辛いやんけ!!!」と心の中で突っ込むことがありますが、これの日本人バージョンをやってしまいました。

味覚を表現するのは難しいですね。

 

6.楽しかった、もうちょっと英語頑張ろう

今回、もともとネイティブの友人と2人でいく計画だったのですが、(英語力的な意味で)話題を弾ませ続ける自信がなく、正直に「私はしゃべる量が少ないから、もう1人いた方が楽しいと思う!」と伝え、仲間を探して3人で行きました。
結果、話題も盛り上がり、すごく楽しくてよい思い出になりました。

それにしても、英語で和食を紹介しつつ、他愛もない会話で盛り上げ、お会計などの段取りもソツなくこなすってとても大変。外国の方を接待されている日本のビジネスマンの皆様を心から尊敬します。