アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

英語が苦手ゆえに、意図せず失礼なことを言ってしまった時の話

毎日アメリカで暮らしている中で、恐れていること。それは「英語で失礼なことを言ってしまうこと」です😂

インスタなどの動画媒体にも「失礼な日本語」よく出てくるし、かなり気をつけているのだけど、これまで3回失敗しました😑書き散らして供養します🙏

<目次>

失敗1 Sit down

渡米当初の話。これは有名な「ダメ英語」で、当時もダメだと分かっていたのですが。。。

子供の学校の発表会で、観覧席が混み合っていた時に「ここ座っていい?」と他の保護者さんが話しかけてきた時。

突然話しかけられたのもあり、ついつい出ました「Yes, please sit down!」😰

正解は「Have a seat please」のはずで、sit downは「まぁ座れ😠」的な感じです。

確かに「エッ😳」みたいな空気になりました。しかし一瞬の出来事すぎて、訂正や言い訳をするチャンスもなく。悲しいです。しみ込んだ表現、一瞬の隙に勝手に口から出てしまいますね。

 

失敗2 difficult to find nice clothes

これも渡米当初。
秋口に急に冷え込んで「ジャケットがほしいね。みなさん洋服はどこでかってるの?」という話になった時のこと。

「I usually get my clothes in Japan. Because it's difficult to find nice clothes in this country.」

と答えてしまいました。

「渡米したてなので良いお店を知らないためアメリカでは必要な衣服を調達できない」ということを言いたかったのですが、「アメリカには良い衣服がない」と言ってしまっていたようです。

 

これは相手(アジアの方でした)からすぐに「それはアナタ失礼よ〜、そりゃあ、日本の服は確かに高品質よ?でもアメリカにもちゃんとした服もあるわよ〜」と反論され、「そういうことではないんだ!😫」とすぐに思いましたが、パニックに陥り、うまく訂正できませんでした。

「Because I'm new in this neighborhood, I don't know where can I find nice clothes shop.
So I brought it from Japan.」

などと言えば良かったのでしょうか。。。🤔

 

失敗3 not easy to marry

飲み会にて、ある国(A国とします)出身の友人含む、複数の友人と話していた時のこと。女子会っぽい感じで盛り上がっていて、夫との馴れ初めの話になりました。

A国では女性の地位が高く、A国出身の女性を口説き落とすのは容易でないため、男性はプロポーズの時にすごく気を遣い、ロマンチックな演出を心がけると聞いたことがありました。

なので、彼女も結婚するときに素敵なアプローチを受けたのかしら?ということを言いたかったのですが…

I heard that ladies from A国 is not easy to marry...

これでは「A国の女性は結婚するのが難しい」という意味なので、とても失礼ですね。素敵なプロポーズの話が聞きたかっただけなのですが・・・

まず謝った

「やば、これは失礼だ!」と思いましたが、話題が次に流れてしまい訂正のチャンスもなかったので、帰宅後「今日、結婚の話をしていた時のことを覚えていますか?あれはかくかくしかじか… 失礼なことを言うつもりはなく、英語を間違えただけなのですが、あなたを嫌な気分にさせてしまっていたらごめんね」とテキストを送りました。

すると「何を言っているか分からなかったからそのまま流しちゃったけど、あなたが失礼なことを言うような人じゃないって分かってるから、全然気にも留めなかったよ!」と返事が来ました😌良かった!なんて優しいんだろう。

 

2回目の失敗をした時から「〜できない」「〜するのが難しい」の表現は、私にとって鬼門だから、なるべく使わない!ということを1年以上徹底してきましたが、飲み会に行って会話時間が増えると、分かっていてもボロがでます😇

 

語学の問題を、性格の問題だと思われたくない

少しの間アメリカで暮らして感じることは、「英語ができない」という理由で嫌われることは、あまりないということ。

(一方で、「英語ができないヤツは面倒だからワザワザ親しくしない」勢もいます。でもそういう場合は、そもそもお互い距離をとっているので、お互いにストレスを与え合うことがない。
そういう場合は、子供同士が仲良くなっても、親同士はなんとな~く距離が縮まらないままなんですよね。)


失礼な奴である」という理由で嫌われることはあるし、「全然しゃべらない」という理由で友達ができないこともあると思うので、自信がなくても、その場の話題に合わせて何かしら喋るようにしています。

くだけた話題になると、こうやって意図せぬことを発言してしまうこともありますけどね。

 

ここに書かないような小さな失敗も頻発

例えば、相手が英語で「僕、昨日倒れちゃったんだよ!」と言ったときに
私が「うんうん、あるあるだよね!」みたいに適当に相槌を打ってしまって
全然あるあるじゃないよ、倒れるってあんまりなくない?」と突っ込みをうけるようなこともあります。
でも、こういう相槌ミスみたいのは「ごめん、転んだって意味だと思っちゃってた。倒れたのね?それはやばいわ」みたいな感じで、相手のフォローで会話が継続してゆきます。

 

あとは、私が「昨日、そり滑りしたよ!」といって友人が「え?そり滑りできる公園って近場にあるの?」と聞いてきたときに、場所が英語で言えなかったりすると「うん、あるんだが、上手に説明できないごめん!!!」と言って会話をぶった切ることもあります。(あとで公園のURLを送る。)

失敗が怖いから、英語を辞めたい?

我ながら、子供のような失敗が多く、情けなくなります😔そして当然ながら、駐在以外のご家庭(ネイティブや永住)は英語が堪能なので、どんなに頑張っても子供のような語学力の自分が恥ずかしい😭
主婦だから、こうやって周囲のやさしさに支えられて生きているけど、働いていたりしたら、とんでもなくお荷物になっているだろう。

(そして主婦であっても、ネイティブのご家庭と揉め事でもあろうことなら、一瞬で四面楚歌になるのでは?といつも思う。平和主義で揉め事を起こさない我が子たちに感謝。)

私の住む周辺に限らず、ある程度アクセスのよい都心なら、ある程度英語を避けて暮らしていくことも十分に可能だと思います。

でも、たとえこうやって恥ずかしい失敗をしたとしても
30代になってから、ゼロから挑戦する」というのは、なかなかいいことだと思うのです。

なんのつながりもない、言葉のわからない異国の地で、私のことをよく知っていてくれる友人ができたことも嬉しい。
文化や考え方が全然違う人と話すと、彼女たちのモノの見方が新鮮に感じられて、視野を広げてもらえるような気持になります。
「〇〇じゃなきゃいけない」を取っ払ってもらう感じ

復職したら、多少仕事でも大変なこともあるだろうけど、「日本語なだけマシ」と思えば、なんでも頑張れそうだし、どんな相手とも分かり合えそうです。

私が20代だったら、もう少し友達も作りやすかったし、そもそも友達と過ごす時間が長いから、語学も伸びたと思うんですよね。若い時期の留学の意義はこのあたりにあると思います。