DCエリアから車で1時間~1時間半程度でいける、州都アナポリス。
なんだかんだ後回しになり、行けていませんでした。天気の良い日に訪れたので、その記録です。
<目次>
1.サーグッド・マーシャル判事の壁画を発見
アナポリスにつくとすぐに、元最高裁判事のサーグッド・マーシャル*1さんの壁画を見つけました。どうやらメリーランド州ボルチモアの出身だそうです。
お隣の元最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグさん*2は、メリーランド州とのつながりはわかりませんでした。
港へ続く商店街を進んでゆきます。
可愛い色の消火栓。
2.Chick & Ruth's Delyでランチ
地元の政治家たち含む、アナポリスの地元民に愛されるChick & Ruth's Deliに行ってきました。メニューには地元政治家や軍人など有名人の名前がついています。
私が食べたのは、メニュー7番。Prince George CountyのCouncilをしている、Wanika Fisherさんという女性のメニューでした。
先ほどのマーシャル判事も19番にいます。
3.チェサピーク湾クルーズ
さて食後はクルーズをしようと、チケットを買いました。
天気が良かったので、娘が「海が光ってる!」と言いました。確かにいい天気で、海面がキラキラ。
クルーズは、チェサピーク湾を30分ほど滞在して、船から見える景色や建物について英語アナウンスが入るものでした。
確かに海は光っていましたが、チェサピーク湾は基本的に濁っています。
4.海軍大学校
アナポリスには海軍大学校があります。制服を着た学生さんも街中にいらっしゃいますし、海軍大学校の近くにはベテランズリスペクトな壁画もありました。
太平洋戦争にまつわる展示もあると聞きましたが、この日は海軍博物館には立ち寄らずに門だけ見てスルーしました。
5.メリーランド州議会
個人的には一番気になっていた場所、メリーランド州議会です。現役の行政機関の建築物としてはアメリカ最古とのこと。
1779年完成、1783年11月から翌年8月まではアナポリスが首都を担っており、その期間は連邦議会も兼ねていました。現役の行政機関のため、訪問する際はIDが必要になります。
シビリアンコントロール(文民統制)発祥の地
アナポリスが首都であった1783年12月に、当時まだ軍人で、軍の司令官であったジョージ・ワシントンが軍事力に関する権限を放棄する演説を行い、軍に対する権限は市民の代表に帰属することを確認しました。(4年後に合衆国憲法に規定)
当時のスピーチ原稿などの展示がありました。
6.州知事公邸
近くに州知事公邸がありました。さすがに大きなお屋敷。もちろん入れません。
現在のメリーランド州知事は、民主党のWes Mooreさん。メリーランド初のアフリカ系アメリカ人の州知事です。
7.帰りのドライブ
帰り道に、チェサピーク・ベイ・ブリッジが見たくて、少しドライブしました。
ネット上にはきれいな写真が多くあがっているので、期待しましたが・・・やっぱり海が汚い!息子が「グレーだ~~!」と逆に感激していました。確かに、どこを見ても濁っていました・・・。
ちょっとがっかりでしたが、何事も経験ですね。
*1:「分離すれども平等」を覆した「ブラウン対教育委員会判決」の弁護人。祖父は奴隷。