ホワイトハウスの内部見学ツアーに行きました
DC近辺に住んでいるからには、一度は行ってみようと思っていたホワイトハウスツアー。やっとこさ行ってきました。
<目次>
1.指定時間に集合
この日は雪が降った後だったので、ホワイトハウスにも雪が積もっていました。集合についてハードルが高いのは、手荷物の持ち込みが厳しいことかもしれません。
かばんゼロで、チケット(必須)、ID(必須)、スマホとティッシュと鍵のみで挑みました。トイレはありませんので、ホワイトハウスビジターセンターで済ませなければならないようです。
2.ジャクリーン・ケネディの庭
ケネディ大統領時代に計画を立て、ジョンソン大統領時代に完成したJacqueline Kennedy Gardenが見えました。野外の応接に使用されるようです。
長い廊下には歴代の大統領のメモリアル写真が貼られていますが、廊下にある大きな窓からは、常にこのジャクリーン・ケネディ・ガーデンが見られました。この日は雪が積もって真っ白です。
廊下にはたくさんの印象的な写真がありました。こちらはコロナの時のバイデン大統領の写真。
3.家族用シアター
フランクリン・ルーズベルト大統領時代に、クロークを改造して家族用のシアターを作ったそうです。
4.本館(Executive Residence)1階
素敵な廊下を進んでいくと、3つのお部屋を覗けます。
(1)図書館
洗濯室だったところを、フランクリン・ルーズベルト大統領が図書室に改築したそうです。やはり4選もすると、リフォームしたくなっちゃうものなんでしょうか。
(2)Vermeil Room
18世紀~20世紀に受け取ったVemeil(金や銀のメッキ作品)作品を展示するお部屋だそうです。どれがVemeilなのかは残念ながら不明。
(3)China Room
ホワイトハウスの食事で使用されるお皿のデザインは大統領によって変わるため、歴代の食器を保存・展示するお部屋がありました。
部屋の外からでは、個々のお皿は見えません。個々のお皿はアメリカ歴史博物館に展示されています。
5.本館(Executive Residence)2階
(1)East Room
素敵な階段を上ると、大きな式典などを行うサイズの大広間、East Roomがありました。
ここは、ジョンソン大統領が公民権法に署名した場所なんだそうです。アメリカ歴史オタク的には高まるポイントです。
リンカーンやフランクリン・ルーズベルト、ケネディ大統領なども亡くなった後にこの部屋に運ばれたそうで、歴史的な場所といえます。シャンデリアがきれいでした。
(2)Green Room
ここからは、色の名前がついた応接室が3つ続きます。ここで息子が「トイレにいきた~い」と言い出して、私の心が砕け散りました。直前に行ってきたじゃないか・・・。以降、早送りモードで見学。
(3)Blue Room
職員さんが「Do you want to know fun fact of this room?」と話しかけてくださったのですが、息子のトイレ事情を抱えていたので、泣く泣くfun factを見送る。
(4)Red Room
赤の部屋。エレノア・ルーズヴェルト(フランクリン・ルーズベルト大統領のファーストレディ)が、ここで女性記者だけを招待した記者会見を開いたエピソードが紹介されていました。窓からはワシントン記念塔がきれいに見えました。
(5)State Room
もうひとつの大広間、State Roomには、リンカーン大統領の肖像がが飾られていました。アメリカでダントツに人気があるのは初代大統領ジョージ・ワシントン。続いて人気なのはリンカーン。どこにいってもこの2人がいますが、やっぱりホワイトハウスでも、大事なお部屋にはこのお二人がいます。
(6)Class Hall
ロナルド・レーガン大統領の左上にある像は、アメリカ独立戦争に参加した後に、フランスで人権宣言を起草した、ラ・ファイエットでしょうかね。
国立公文書館では、ジョージ・ワシントンとラ・ファイエットの手紙が展示されていましたし、ホワイトハウスの目の前の広場の名前は「ラ・ファイエット広場」ですし、アメリカでラ・ファイエットが愛されていることを感じます。
(7)記念撮影
最後に記念撮影ができます。列を作っていたので、並んで撮りました。(息子のトイレ問題が心配)
(8)プライベートエリアに続く階段
最後に出口横に、プライベートエリアに続く階段がありました。
6.館内の素敵な写真・彫像
館内にはたくさんの肖像画が飾られていたのも、見どころでした。
7.おみやげ
途中でお土産コーナーがあるので、子供に塗り絵と、大人にマグネットとしおりを買いました。かわいいです。
最後に
退館後、息子に「さ、トイレ行こか!」と言ったところ「気のせいだったかも。トイレもう良いや😚」と言われて、「え〜😭」となりました。
もう少しゆっくり見たかったな。