アメリカでの主婦生活を淡々と記録するブログ

アメリカ生活の備忘録。育児の思い出記録が中心です。慣れない環境で頑張って生活していますが、喉元過ぎれば自分でも「何を頑張ってきたか」忘れてしまうので、アメリカで頑張って来たことや悩み事、楽しかった思い出の備忘録として書いています。

アメリカの幼稚園で、子供たちは休み時間に何をして過ごしているのか

子供たちの休み時間に興味があります

アメリカ駐在生活2年目。1年目は、我が子たちも英語に大変苦労しましたが、今年はやっと、英語でも本来のキャラクターが発揮できるようになり、学校を楽しめるようになりました。

「ちゃんとお友達がいるかな?」の心配半分、「どんな遊びが流行っているの?」の興味半分。子供たちに、休み時間の様子について聞くことがあります。

<目次>

 

1.5歳息子(Kindergarten)

(1)Duck Duck Goose(ハンカチ落とし)
  • 学校で、先生がみんなに教えてくれた遊び。日本の「ハンカチ落とし」とほぼ同じです。
  • 円形になってすわり、鬼がみんなの頭を「duck,duck...」と言って触りながら歩くが、突然「goose!」という。gooseと呼ばれた子は、立ち上がって鬼を追いかける。鬼はgooseにタッチされる前に、gooseの元々座っていた席を奪う・・・的な感じです。

sumiseiafterschool.jp

(2)謎の創作ゲーム
  • お庭に常時おちている葉を使って、ルールを作ってゲームを創作しているようです。「緑の葉っぱを持っている人は鬼に勝てる」「みんなは鬼と戦うために緑の葉っぱを探して闘いを挑む」的な・・・
  • 割とルールが難しそうで、これを英語で理解できたことがすごいなと感じました。
(3)鬼ごっこ、かくれんぼ、氷鬼
  • これもベーシックな遊びで、渡米後一番最初にできるようになったものでした。英語だとごっこはtag、かくれんぼはHide and seek、氷鬼はfreeze tag、鬼は「it」です。
  • ネイティブの子供たちも3歳くらいだと、ルールが理解できていないことがあります。こちらは英語が理解できていないので、渡米当初はうまくいかないこともありましたが、みんな成長して楽しくできるようになりました。
(4)謎のごっこ遊び
  • 赤ちゃんごっこ、恐竜と卵ごっこ・・・など、自分たちで創作したごっこ遊びをしているようです。
  • ごっこ遊びは、多少の英語力が必要なので、渡米当初はうまくできない時期が続きました。正しい英語なのかわかりませんが、「Who wants to play dinasour game? I gonna be T-rex!」とか言って、遊びが始まる様子を見たことがあります。
(5)サッカー
  • 5歳~6歳になると、「大人か?」と思うくらい、本格的にサッカーができます。我が子の学校ではサッカーが人気ですが、隣の学校ではバスケが人気のようです(お庭にバスケコートがあるか等による)。
  • 息子はまだ上手にできませんが、お友達に影響されて、サッカーを始めたいといい始めました。

2.3歳娘(Pre-K3)

(1)アイス屋さんごっこ
  • 公園にある遊具をアイス屋さんに見立てて、ごっこ遊びをしているようです。日本の子供と同じです。
(2)ひたすら走っている
  • ごっこ遊び、鬼ごっこなどをすることもあるみたいですが…、聞いていると「笑いながら走っていたら、お友達が抱き着いてきたので、さらに爆笑した」的な、もう少し原始的な?コミュニケーションが多い気がします。
  • つまり、ネイティブの子もあまり複雑な遊びをしていないみたいです。やっぱり3歳の方が、言葉がなくてもお友達を作りやすいので、年齢のアドバンテージって大きいなと思います。
(3)人形遊び
  • 雨の日に早めにお迎えにいったとき、室内で人形遊び(きせかえ)をしていた姿を目撃しました。男子はブロック遊びが人気でしたが、女子は圧倒的に人形が人気で、奪い合うように着せ替えをしていました。
  • 幼稚園児でも、男女の遊びの好みってはっきりわかれるんだな・・・と思いました。
(4)果たして、お友達とコミュニケーションが取れているのだろうか?
  • 娘の英語力がどのくらいなのか、私もよくわからなくて、心配しています。
  • 娘に「どうやって友達作ってるの?」と聞いたところ、言葉を使わないコミュニケーションが多いみたいです。
    • funny faceをすれば、みんな笑って真似して、友達が集まってくる
    • かわいいヘアゴムをつけていると、誰かがcute!と言って触りに来る
  • でも娘の英語は「それは絶対通じてないわ・・・」というものも多いのですが、お姉さんタイプの子がいると、それでも面倒を見てくれているみたいで。これは女子マジックだと思いました。息子の時はこんなことなかった・・・。

3.我が子の通う学校の特徴

  • 3~6歳の合同クラスです(モンテッソーリ系列の学校の特徴です)
  • 異年齢合同のため、3歳の娘の面倒を見てくれる女子(4~5歳)がいたり、息子の謎の創作遊びに付き合ってくれる年下の子がいたりします。
  • モンテッソーリ教育の学校なので、教具を使った「お仕事」を教わっている(つまり勉強っぽいことをしている)時間が長く、自由遊びは一般に比べて少ないです。
  • 我が子もそうですが、我が子に限らず日本人の幼児は「自由時間が辛い」と言います。何をして過ごしたら良いかわからないそうです。お仕事の時間は、先生が側について教えてくれるので、楽しいみたいです。
  • 大きい学校(80人弱)で、日本人も多いです。そのため、1年目は基本的に日本人のお友達と過ごしていました。2年目に、仲良しだったお友達が卒業や帰国でいなくなってしまい、2年目からは外国のお友達と遊ぶことが増えました。
    • そのためか、英語の学びは遅い方で、一般的にはもっとスムーズに英語のお友達を作る子が多いように思います。
  • duck duck gooseのように、学校が何かしらの集団遊びを教えていることもあるみたいです。Saimon saysも知っていました。

4.渡米当初に、親がしたサポート

  • 1年目に英語に苦労していた時、休み時間用の英語を自宅で練習しました。効果があったのかはわかりません。
    • おにごっこ(tag)
    • かくれんぼ(Hide and seek)
    • じゃんけん(Rock paper scissors)
  • お友達に嫌なことをされた時の、「やめて!」を英語で教えるように、学校から頼まれたことがあります。
    • Don't do that! / Stop it! :強めに、すぐにやめてほしい
    • No thank you. :穏やかにハッキリ断る
  • 親が教えたことをちゃんと覚えて、学校で使いこなせる子もいるのかもしれませんが、うちの場合は、結局自分で試行錯誤して、お友達から教わった気がします。親がしてあげられることって本当に少ないと感じました。
  • 娘については、洋服を選ぶときに、洋服にちなんだ英語を教えて送り出しました。これは効果があったみたいです。
    • プリンセスが何人も書いてある服を着た日は「Which princess is your favorite?」
    • ハロウィン時期にオバケのお化けの服を着た時は「I'm a ghost! Boo!」
    • 触ると色が変わるスパンコールの服の日は「You can touch!」と、やりすぎの時用の「it's too much!」

日本もアメリカも子供の遊びはすごく似ていると感じます。
現地校関連は親のサポートにも限界があり、最終的には、我が子たちが自分たちの力で英語を覚えて、ネイティブの子供たちに溶け込んでいく必要がありました。

我が家も、最初は英語がわからなくてかなり大変だったので、子供たちが頑張ってくれて本当にありがたかったです。