Personal Powerとは
(どう訳したらいいのかわかりませんが、)誰もが生きるために必要な力の総称。物理的な力ではなく、目標達成する力、愛する力、創造や変化を起こす力、健全な子供を育てる力などを含む。
親としては、子のpersonal power を育み、適切な使用法を教えることが、ゴールのひとつになる。
- Personal Powerとは
- 1.Personal Powerの使い方
- 2.学習性無力感
- 3.子供と自信(Emporment)
- 4.子供のPersonal powerを伸ばす方法
- 5.大人がPersonal powerを伸ばす方法
- 6.自分のpersonal powerを感じるのは、どのような場面か?
- ★感想
1.Personal Powerの使い方
- ポジティブな使い方
- self-worthがポジティブな人は、自分も相手も尊重した行動をすることができ、健全な判断をすることができる。
- ネガティブな使い方
- 逆にself-worthがネガティブな人は、personal powerを健全に使用することができない。他者を傷つける行動、アルコール乱用、喧嘩、一貫性のない行動等をしてしまう。
2.学習性無力感
何をやっても状況がよくならない場合、自分のpersonal powerが全くないように感じることがある。これを学習性無力感(learned powerlessness)というが、これらは親や配偶者から虐待を受けている者等に見られる。
3.子供と自信(Emporment)
Empowermentは「自分にはできる」と思う気持ちのこと。子供は、ティーンエイジャーになる前に、薬物や性について「NO」と言える力を身に着ける必要があるが、これには強いPersonal Powerが必要。家族のルールに従い、道徳心をもち、他者を尊重する力を持ちながら、健全な人生の選択を行っていくには、衝動のコントロールや、助けを求める力など、様々な資質が必要となる。
4.子供のPersonal powerを伸ばす方法
- 子を、個人として尊厳をもって扱う
- 子をbeing/doingの両面から褒める
- 子に成功体験を積ませる
- 子に、自分の感情に責任を持つことを教える
- 自分の選択と、その選択の因果関係について教える
- 子の話をよく聞き、話し合う
- 子の身体を尊重する
- 一貫して、養育的な関わり方を保つ
5.大人がPersonal powerを伸ばす方法
子供のPersonal powerを伸ばしたいとき、親自身がPersonal powerを伸ばしていくよい。
- 自分の感情をコントロールする
- 自分の行動に責任を持つ
- 問題に対して、きちんと判断を下す(このことにより、self-worthが向上)
- 所属欲求を満たし、気持ちを安定させる
- 他人から褒められる
- 自分の欲求と感情に正直になる
6.自分のpersonal powerを感じるのは、どのような場面か?
生徒同士のディスカッションの場面にて、このようなテーマがありました。
正直なところ、自分にpersonal powerなど感じる場面が全くなくて、何を話したらよいのかわからず戸惑いました。印象的だったのは、他の生徒さんが「私は『愛すること』が得意で、その場面で自分のpersonal powerを感じます」と言っていたこと。
私は「愛すること」が資質の一つで、その能力に大小があるなんて思ったこともなかった…!でも言われてみれば、生きていくにあたり大切な能力の一つだと思う。
自分の全く認識していなかった資質について、その存在に気付いたので、とても記憶に残っています。